予定を決めないと起こること
- 2021.09.18
- blog
こんにちは。
鈴木一生です。
予定を決めて
しっくりくるときなら、
それはきっと予定通り
完璧に整いますが、
予定を決めることに
しっくり来ないときは、
「しっくりくる」
「なんとなく」
という感覚にただ
身を委ねていると、
完璧な調和の中に
在ることができるよ、
「思い立ったら動く」
と奇跡が起こるよ、
というお話です。
さて。
僕は、
一昨日から、
関西に来ていまして。
Facebookで歌っている
動画をご覧いただいた方も
きっと多いと思うのですが。
ちなみにあの動画、
初めから歌うつもりで
あの場所にいた
というわけでは
ないんですね笑
ましてや、
僕は動画を撮るかどうか
も考えていないし、
Facebookにアップするなんて、
そんな先のことまで考えてない。
私塾のメンバーで
集まったら、
途中からいらしたある方が
ギターをお持ちになって、
結果として
歌うことになった。
(去年も同じ流れでしたが)
縁起の結果なんです。
そんでもって、
昨日も昨日で。
午前中にオンラインの
MTGを終えて、
ホテルの前のカフェを
ふらっと出ましたら、
まあ、予定がない笑
そりゃそうだ。
予定を決めて
いないのだから。
特に何も考えず、
気の向くままに、
雨の中を歩きました。
「んーこっちかなー」
みたいな感じで。
(え、どこ行くの?)
そしたら、
道端に案内の看板
を見つけまして。
「適塾」
と書いてあったんです。
「お?」
と思ってよく見てみたら、
江戸時代に緒方洪庵が
日本で初めて開いた、
蘭学の私塾である、と。
曲がりなりにも私塾を
開いている身としては、
「行きます」と。
500mほど歩いて適塾へ。
当時の趣そのままの、
日本家屋でした。
福沢諭吉や橋本左内など、
多くの門下生を輩出していて、
大阪大学の元
となったそうです。
そもそも適塾の存在
も知らなかったのに、
行こうとなんて全く
思っていなかったのに。
ありがたいことです。
さて。
その後も、
やることがない笑
ふら〜っとそのまま、
京阪電車の改札へ。
「どこかないかな〜」
と探していると、
目に止まったのが、
「比叡山延暦寺」
という文字。
「よし、行こう」と。
電車が出発してから
気づきましたが、
大阪から片道、
2時間半もかかる笑
阪急電車
ケーブルカー
ロープウェイ
バス
と乗り継ぎを
繰り返して、
着いた比叡山の山頂は・・・
雨と霧。
視界不良。
寒い。
(半袖しか持ってこなかった笑)
天台宗の日本の開祖である
最澄(さいちょう)が開いた
比叡山延暦寺。
後に鎌倉を中心に
活躍することになる
法然、日蓮、一遍、道元など
日本の仏教を代表する僧侶は、
皆、この延暦寺から
生まれたといいます。
日本の仏教の礎
とも言える人と場です。
ときめく。。。
霧の中の延暦寺。
そして雨上がりに
山頂から見渡す琵琶湖は、
なんとも言えない
趣でございました。
というわけで、
長くなったのでこの辺で。
一昨日も昨日も、
舞い降りた奇跡は、
全く意図して
いなかったものです。
「なんとなく」
「しっくりくる」
という感覚だけで、
思い立って、
動いた。
未来から時間が
流れ込んでくる
そんな感覚に
身を研ぎ澄ます。
全ては「縁起」で成り立って
いるわけですから、
「自分」を超えた縁起
に身を委ねるのは、
至って自然なことです。
ぜひ、
お試しあれ。
あなたの奇跡も、
聴かせてください^^
※参考図書「アルケミスト」
書きながら、ふとこの本が
降りてきましたのでシェアしますね。
物語形式でオススメですよ。
鈴木一生