全部やる、同時にやる
- 2019.09.23
- blog
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「やりたいことは何ですか？」
と聞かれたら、
あなたは何が真っ先に
思い浮かびますか？
「これ！」と明確に浮かぶ人もいれば、
ボンヤリとしている人もいるかも知れません。
多くの人は、
自分の「やりたいこと」と言われると、
何か特定の1つのこと、
すなわち職業やビジネスなどを
イメージします。
例えば、
イチロー選手にとっての野球や、
スティーブ・ジョブズにとってのAppleのような。
しかし、
多くの場合、
「はて、私のやりたいことって何だろう？」
と自分に問いかけても、
「これ！」
とハッキリと断言できない
人の方が多いようです。
理由はいろいろあるのですが、
重要なポイントの1つに、
「人間を一義的に捉えている」
ということが挙げられます。
つまり、
「私はこれをやる人」
とか、
「あの人はこの道の人」
のように、
この人＝これ
と1つの側面や特徴で定義かしがち、
ということです。
確かに、私たちの脳の情報処理
という観点から考えれば、
この人＝これ
と他人をある程度ラベリングしなければ、
「この人」に関する情報が複雑過ぎて、
いちいち記憶していられないですし、
それぞれの個体として認識できない
のも事実です。
しかし、
それはあくまで他人を
個別認識する上での話であって、
実際の私たち1人ひとりは、
一義的な存在ではありません。
様々な側面や特徴を持った、
多面的な存在です。
ですから、
「私は“本当は”何をやりたいのだろう？」
と一義的な問いを立てたとしても、
「んー・・・これな気もするけど、
何かしっくり来ない気もする」
とモヤモヤとしてしまうのは、
実は願望そのものが曖昧なのではなく、
最初から明確でハッキリとした
「これ！」
のような一義的な答えを
あなたがあなた自身に
期待しているからかもしれないのです。
そこで、
私たちの人生全体をより充実させるための
アイディアの1つに
「同時実行」
という考え方があります。
これは、
『SOURCE』(マイク・マクマナス著)
という書籍の中でも
紹介されているアイディアです。
この本と出会ったのは10年ほど前ですが、
「オススメの本ありますか？」
と聞かれるときにほぼ必ずお答えする愛読書です。
（とてもオススメです^^）
「同時実行」とは、
あなたがワクワクすることや、
やりたいことや、心が動いたことを、
今、全て、同時に行う
というものです。
やりたいことに優先順位を付けて、
優先度の高いものだけ、
または高いものからやろう
という考え方とは、
真逆の発想です。
私たちは多面的な存在なのだから、
自分の心や魂が躍動するものを
1つでも、少しでも我慢すれば、
それは人生全体の輝きを失ってしまう
ことになる
というわけです。
当時、私自身もこの考え方に
出会ったときはなかなか衝撃的でした。
あなたがやりたいことは、
・やってみなければ分からない
・時間の経過によって心境
(やりたいことの質や内容)は変化する
ものです。
ですから、重要なことは、
やりたいことは、
「今すぐ」「全部」「同時に」
やる
なのです。
無謀だと思われますか？笑
余計なことは考えず、
まずはやってみられることを
オススメします。
全部同時にやると、
驚くようなシナジーが生まれます。
意図していない出会いが生まれたり、
ある活動が別の活動に繋がったり。
ただ趣味で始めたつもりのものが、
友人のお願いから仕事になっていったり。
その結果、
あなただけのオンリーワンの
道が開かれていくかもしれませんし、
そうでないかもしれません。
しかし、
重要なのは、結果ではなく、
プロセスそのものです。
あなた自身を一義的な存在
という「箱」の中に押し込めることなく、
多面性を持った存在として
解き放ちましょう。
今、全て、同時にやってみる
ヒントになれば幸いです^^
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