あなたのゲームは何か?/鹿児島ツアーを終えて
- 2021.10.29
- blog
こんにちは。
鈴木一生です。
「自分は何のゲームを
しているのか」
という肝心なことに
気付かずに、
ゲームが映し出される
画面だけを注視し、
熱中していたら、
人生というゲーム
の展開にあれこれと
一喜一憂するのは
当然でしょう。
ゲームをクリアすること
レベルアップすること
アイテムを手に入れること
仲間を見つけること
1人の人間として
生きる以上は、
それらはもちろん
大切ですが、
そもそも、
「自分は何のゲーム
をしているのか」
わかっているのか。
マリオなのか
ドラクエなのか
ポケモンなのか
テトリスなのか。
ゲームは、
そのゲームソフトの
プログラムに合わせた
ゲーム展開にしか
なり得ません。
では、
あなたのプログラムは何か?
人生というゲームで、
何を信じたくて、
何を見たくて、
何を知りたくて、
何を思い出したくて、
何を確認したいのか。
詰まるところ、
「自分の内面が常に、
外面を創っている」
ということを、
心の底から
悟ること。
自分の内面
にある「何」が、
今、目の前にある現実を
立ち上げているのか?
を、
知ること。
そのために、
感性で受け取り、
意識で観察し、
思考で問答する。
それらをせずして、
現実をあれこれと
動かそうとするのは、
愚かでしかない
と思いませんか。
※追伸
昨日、
私塾の国内ツアー
鹿児島編が幕を閉じました。
僕はまだ鹿児島に
滞在していて、
雄大な桜島を
眺めながら、
この文章を
書いています。
鹿児島
大阪
兵庫
東京
埼玉
神奈川
と、
それぞれの都道府県から
メンバーが集まり、
時空を共有しました。
ある方が、
「これは修学旅行ですね」
と表現されていました。
学を修める。
実際にその
土地に赴き、
その土地の空気
その土地の歴史
その土地の人
その土地の食べもの
その土地の文化
その土地の言葉
に触れる。
全身で受け止め、
感じ、理解し、
そして共有する。
大変に豊かなことです。
鹿児島は、
西郷隆盛
大久保利通
東郷平八郎
黒田清隆
山本権兵衛
など、
幕末から明治、
近代の日本へと
時代をつくった
豪傑たちが、
たくさん輩出
されている地です。
しかも、
加治屋町(かじやちょう)
という、
半径250mに満たない地域で、
彼らは育ったというのです。
そこには独自の教育
人と人の関わりが、
あったといいます。
知覧の特攻平和会館
鹿児島を治めた大名
島津家の別邸 仙巌園
をはじめ、
ゆっくりと巡り、
感じ、
知り、
共有する。
そして、
またそれぞれの
日々の営みは続いていく。
土地へ赴くのは、
あくまで営みを
共有するうえでの
1つの象徴でしか
ありません。
綿々と続く今
完璧に満たされた今
豊かでありがたい今
それをご一緒していける
私塾「生きる」の場に、
僕自身が改めて
感謝の気持ちでいっぱいです。
こうしてこのメルマガを
読んでくださっている
あなたとも、
その営みを少しでも
共有できればと思って、
毎日書いています。
これからも、
よろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます。
鈴木一生