人を幸せにすることはできない
- 2021.08.27
- blog
こんにちは。
鈴木一生です。
「人は幸せになれない」
ということは、
先日こちらでお伝えしましたが、
そのことが
本当に理解できると、
「人を幸せにすることはできない」
ということも同時に
すんなり理解できます。
表現が少々ショッキング
かもしれませんが、
「人を幸せにしよう」
として行っている、
一切のことは不毛です。
なぜなら、
周りの人も含めた
あなたの周りの現実は、
「あなた自身の内面のコピー」
に過ぎないわけですから、
あなたが、
自分であれ、
他人であれ、
幸せではないという時空=A
から、
幸せであるという時空=B
へ移動させよう
と試みる以上、
「今ここ」で
観察されるのは、
「今」「ここ」から
「いつか」「どこか」へ
移動すべき人がいる
という「欠乏の信念」です。
すると、
その「欠乏の信念」はそのまま
現実に投影されますから、
当然ながらあなたが
経験する現実は、
ずっと、
「幸せにすべき人がいる」
=
「今」「ここ」のあるがままでは不完全で、
「いつか」「どこか」へ移動すべき対象がある
という欠乏の現実です。
「人を幸せにしよう」
とする限り、
その欠乏の現実は、
ずっと続きます。
それはすなわち
いつまで経っても、
「真に満たされた人たち」に
あなたが囲まれる日は訪れない
ことを意味します。
自分に対してであれ、
他人に対してであれ、
初めからすでに
完璧に充足している
「今ここ」という真実を
受け入れない限り、
「幸せになろう」
「幸せにしよう」
という試みはずっと、
徒労に終わり
続けるのです。
鈴木一生