「一貫性」を履き違えない
- 2019.10.25
- blog
こんにちは。
鈴木一生です。
「今」この瞬間に
「愛」を選ぶ
以外の一貫性は、
一貫性ではありません。
自分がどんな生き方や価値観を
定めているにせよ、
定めた瞬間に、
それはもう過去のものになります。
どんな思想や哲学、
願望やビジョンも同じです。
自己啓発や能力開発では、
自分の生き方に一貫性を持たせるため、
「自分の価値観やビジョンを
手帳やノートに書いて見直す」
というアイディアもあったりしますが、
正直、私は昔から苦手ですし、
まともにやったことがありません笑
過去に書いた文字を、
見返す気にならないのです。
自分がしっくり来ないし納得していないので、
人様にもその行為を勧めたことがありません。
だって・・・
昨日書いたものは、
もう昨日のことですよね？笑
私たちは一瞬一瞬、
「選択」という自由よって現実を創造し、
文字通り「生まれ変わって」います。
「こういう経験をしたから、
自分はこういう価値観だ」
とか、
「こういう生き方をするって決めたから、
今日もこう生きるんだ」
とか、
それを理由に選択をするのは、
ただの「執着」です。
特に日本は戦後から無宗教なので、
信じる対象や判断基準を持たない人が多く、
「自分の選択に自信を持つため」
にそういった発想が馴染みやすい
部分もあったのでしょう。
「過去」にそれを決めたから、
「今」もそれを選ぶ
というのは、
よく言えば「信念」とも言えますが、
過去に決めたものに囚われて、
「愛」に基づいて再創造することを
止めたものは「執着」です。
執着自体が「悪い」というわけではなく、
持っていると苦しみや葛藤を生まれる
という「必然性」があるだけです。
そういった意味では、
「今」自分がした選択が、
昨日決めた価値観や生き方と
「たまたま」一緒なのであれば、
一貫性があるということです。
昨日「ラグビー選手になろう」
と決めたからといって、
今日「ラグビー選手になりたいか」
はわかりません。
一瞬一瞬、毎日毎日、
「ラグビー選手になりたい」
と思っている人は、
放っておいても悩まずに
ラグビーやりますよね笑
というか、
やらずにはいられない。
「今」この瞬間に
「愛」を選択する
以外に、必要な一貫性はありません。
今日も、愛を選びましょう。
鈴木一生
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