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頑張るほど成長は止まる

こんにちは。

鈴木一生です。



昨日はとある経営者の方とお会いしていて、



「会社が思想や制度を固定するのではなく、
 
 もっと人の主体性や個性を尊重して、

 自発的・自律的に動く組織にできないものか?」



「いやさー、評価とか育成、

 階層や役職づくりなんて、

 本音ではなくしたいし、やりたくないんだよね」

 
 

という話から、



どうしたらできるか?



という進め方や事例を

ご一緒に打合せしていました。




もう50代の経営者の方なのですが、

固定的な組織から脱皮していく

という柔軟な発想を持たれていて、



個人の生き方やライフスタイルに合わせて、

すでに組織も変化していかざるをえなく

なり始めているなー



ということをヒシヒシと感じた

今日この頃です。




さて。


今日のテーマなのですが、



「成長しよう」
「発展しよう」

という生物としてのプログラミングは、

最初から私たち組み込まれています。



なので、

「無理して」
「頑張ろう」

としなくても、


勝手に成長していくようになっています。




その一つの例として、

子どもは「成長しよう」とは自覚していないし、

全く力んでいないけど成長します。




なぜなら、


まだ自我が発達していないからです。




しかし、周りを見渡すと、



成長しようと「頑張っている」

人を多く見かけます。




もし、あなたが、


成長しようと「頑張っている」

のなら、



それは本来の人間としての

あなたの成長を止めてしまっている



可能性が高いといえます。



なぜなら、


「自然」


でないからです。




どういうことかというと、



真我(魂レベルの望み)

に忠実に動くのではなく、



自我(頭で考える思考レベルの望み)

で動いている


ということになるから、

なんです。




ここで言う「頑張る」とは、



真我(魂レベル)の望みに対して、

忠実に素直に行動すること

(僕は個人的にこちらを「努力」と呼んでいます)



という意味ではなく、



真我(魂レベル)の望みに対して、

自我(思考レベル)で恐れを排除したり拒絶しようとすること

という意味で使っています。



怖いから、頑張るのです。

恐れ、不安ですね。



前者は、


努力した結果として

精神的にも深い充実感と満足感を

得ることができますが、




後者の場合は、


頑張って結果が出ても、

精神的にはさらなる不安と焦りを

感じる結果に終わります。



しかし、



「恐れているから頑張る」

という罠に気付けない限り、



さらに「頑張る」ことで、

恐れを排除しようとする



地獄の無限ループにハマります笑




世の中見渡すと、

「成功している」
「すごい人だ」
「影響力がある」
「努力家だ」

と評価されている人が、



この「頑張った」

結果であることが少なくありません。

(いや、むしろそちらの方が多い気さえします)




善い・悪いはもちろんないのですが、

特徴としては、

単純に本人がとても疲れることです。




ストレスで食べ過ぎてしまったり、

よく眠れなかったり、

しょっちゅう体調を壊したり、

イライラしたりカリカリしたり、



という状態になりやすいです。




もちろん結果が出たら、

短期的には気持ち良いし、

「頑張ってる自分」にも酔えるので、



中毒性があります。



さらには、


そんな「すごい人」「頑張ってる人」

に影響されて、真似しようとして、



「自分も頑張らなくちゃ」

と自分のケツを叩いたり、



「自分はあんなに頑張れなくてダメだ」

と落ち込んでいる人も多いです。



うーん、なんか、

大変ですよね。




あなたは、前者と後者どちらの

パターンで日々を過ごしていますか?




ちなみに、

どちら側で生きてる人なのかは、

会ったらすぐ分かります。





まとめると、


真我(魂レベル)の望みを聞いて、

その通り素直に動く



以外に道はありません。




頑張らなければ、勝手に成長する

ということの意味はそこにあります。




では、どうすれば

真我の望みを聞けるのか?



そこが重要なのですが、

今日は長くなってしまったので、



それについてはまた明日、

お伝えさせていただきますね^ ^




※ちなみに余談ですが、、、



自我(思考レベル)の望みはとても大事で、

それを否定しているわけではないので、

勘違いしないでくださいね。




自我で恐れや不安を拒絶しようとすることが

「頑張り」を生むよ!

「頑張る」と疲れるし大変だよ!



と言っているだけであって、



自我そのものが何か特定の結果を

もたらすわけではありません。




重要なのは、


真我(魂レベル)の望みを聞き、

自我(思考レベル)の望みと実際の行動を

それに一致させること


です。




※余談2

冒頭みたいな自発的・自律的な組織づくりが

もしできるなら、チャレンジしたい・・・

という方、お気軽にご連絡くださいね^^



それでは、また明日!

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