あらゆる境界は常に後天的
- 2021.06.03
- blog
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こんにちは。
鈴木一生です。
昨日、
ある方々と食事を
ご一緒しているとき、
「お互いの個性を国に例え合う」
という謎のトークが
始まったんですね笑
「この人はスイスっぽい！」
一応ヨーロッパだけどあくまで中立的で、
独自の強みとポジションを持っている。
「この人はアメリカっぽい！」
自分の思ったことにまっすぐで、
自由にどんどん進んでいく。
「この人はドイツっぽい！」
残虐な歴史を持ちながらも、
堅実な信頼とブランドを築いている。
みたいな感じで笑
そのときふと思ったのが、
今日のテーマ「境界」です。
今となっては、
国と国の間に
国境があり、
国家や国民ごとにある一定の
カラーやアイデンティティがある。
でも、
これって当たり前
ではないですよね。
うちの息子たちは、
恐竜が大好きで、
今日も朝からガオーガオーと
恐竜ごっこをしていましたが、
恐竜が絶滅したのは
6600万年前と言われています。
当たり前ですが、
6600万年前には、
スイスも、アメリカも、ドイツもない。
日本だって、
2000万年前くらいまでは大陸の
一部だったと言われているわけです。
つまり、
国も国境もあくまで
後天的な認識によるものです。
それなのに、
争ったり競ったりするのは、
なぜでしょう。
これは個人についても
全く同じで。
今は当然のように、
個人であり独立した存在
だと思っている
「私」という認識も、
あくまで後天的なものです。
元を辿れば、
生まれる前はお腹の中にいて、
その前は受精卵で、
その前は精子と卵子で、
その前は両親の細胞で、
その前は祖父母の細胞で、
その前は・・・
ということです。
（まとめが雑w）
今現在、
私たちが認識している
どんな分類や区分も、
そのあらゆる境界は、
常に後天的なものです。
「あれとこれは別」
とするから苦しむのです。
その最たる例が
「人間関係」であり、
人の幸福度の8割を決める
とまで言われています。
その悩みの根本は、
「分離意識」による
「恐れ」です。
なぜ初めから1つなのに、
求め合ったり、
競い合ったり、
争い合ったりする
必要があるのでしょう。
私とあなた
過去と現在と未来
こちらとあちら
日本とアメリカ
高いと低い
大きいと小さい
あらゆる境界は、
人間が便宜的に
作り出してきた分離であり、
常に後天的であることを
思い出したいものです。
鈴木一生
こちらが、いつも恐竜ごっこを
しているやんちゃ坊主たちです笑
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