無駄なこと
- 2019.12.04
- blog
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こんにちは。
鈴木一生です。
「私には(人には)無条件に価値がある」
という事実を知らない、
自覚していない人は、
何をやっても、
何を学んでも、
何を高めても、
何を遂げても、
残念ながら、
その人にとっては
全てが無駄です。
あえてハッキリ言いますが、
全て、無駄
です。
「そもそも誰にも無条件に価値があり、
その価値が上下に変化することは無い」
ということを自覚しない限り、
空回りし続けるからです。
価値は変わることがないのに、
その価値をわざわざ確かめたり、
変えようとすることは、
虚しい行為です。
外側の世界に適合しようとして、
充実感を得ることは、
「無理」なのです。
理に適わない、
合理的じゃない、
筋がズレている、
はい、すなわち
無理です。
辛辣で冷徹に聞こえる
かもしれませんが、
それが事実です。
なぜそうなるのか？
というメカニズムは説明できるので、
気持ちを理解することはできますし、
頑張りに共感することもできます、
「頑張ってるね、大変だね」と。
ただ、
一番虚しいことは、
本人が満たされることが
絶対にあり得ないゲームに
真剣に臨んでいることです。
絶対にクリアできないゲームを
一所懸命クリアしよう
としているのです。
だから、
価値を確かめるために
価値を埋めるために
価値を高めるために
行動している人がいたら、
優しくハッキリと伝えてあげましょう。
「それ、無駄だよ」と。
きっと周りの誰も
そんなこと言ってくれません。
なぜなら、
相手からしたら余計なお世話だし、
嫌われるかもしれないし、
ウザがられるかもしれないし、
攻撃されるかもしれないから。
相手は否定されている
と感じて怒るかもしれません。
というか、多分怒ります笑
「私はこんなに頑張ってるのに！」
「私はこんなに弱い立場の人間なのに！」
「私がどんな境遇で育ってきたかも知らないで！」
まさに、
その怒り(＝恐れからくる悲しみ)
こそが自己防衛反応で、
「私には(人には)無条件に価値がある」
と思えていない証拠です。
「何よ！？私の価値をさらに否定してくるわけ！？
やめてよ！やめてってば！！」
っていう。
僕はいつも誰に対しても
「無条件に価値がある」
前提で関わるので、
ストレートですし、
僕が認める相手の価値に
相応しい関わりをします。
だから、
「価値は埋める、高める」
という前提で生きている人からすると、
自分の埋めるべき点や高めるべき課題を
指摘されたように勘違いして、
「厳しい、ハッキリ言う、辛辣」
って思われることも多いです。
でも、
それで「痛いからヤダ」
っていう人にはもう言わないし、
僕の周りからはいなくなります。
だって言わない方が
絶対に楽ですもん。
それで本人が良ければ。
「頑張らなくていい」
「強くならなくていい」
「境遇で価値なんか変わらない」
っていうこと。
これまでの人生がどれだけ
大変だったか、つらかったか
と、
今この瞬間に
「無条件に価値がある」
前提で生きるか
「価値は埋める、高める」
前提で生きるか
は全く別の話です。
それを混同している限り、
本人が自由になれません。
まずは事実を
「自覚する」
ことからがスタート。
だから、
そういう人がいたら、
本人のために勇気を持って、
愛情を込めて、背景のロジックも踏まえて、
事実を伝えてあげましょう。
「大丈夫だよ」
って。
鈴木一生
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