信じることの限界と存在そのもの
- 2022.05.05
- blog
こんにちは。
鈴木一生です。
特定の何かを
信じる
ということは
大変に脆いものだ。
それは、
今の世間の
常識であれ
当たり前とされる
モラルであれ
特定の価値観や
宗教であれ
何だって
同じであって。
脆くなる理由は、
何かを信じる
ということは、
別の何かは
信じない
ということに
なるからだ。
「何が正しいのか」
という
人生ゲームから
抜け出せなくなり、
今の感覚のみで
生きられなくなり、
生きづらくなる。
さらには、
Aを信じる人
と
Bを信じる人
の間で
分断が起こり
争いが起こる。
いやいや、
AであれBであれ
「何を信じるか」
は自由なのだから、
それぞれが
信じているものを
互いに尊重し合えば
それでいいではないか
というのは、
goodな解決案だが、
best
つまり
本質ではない。
なぜなら、
何かを信じる
という行為
そのものが、
人間特有であって
普遍的ではない
からだ。
猫は
鳥は
木は
花は
風は
水は
特定の何かを
信じるだろうか？
仮に、
地球が
46億年ほど前
にできたのなら、
この2000〜3000年で
人類の間で急に
説かれた宗教や、
人類と呼ばれる
ものが誕生した
700万年前から
信じられていることが
唯一絶対の真理
と考えるのは、
無理があり
不自然である
と考えるのが
妥当であろう。
人類が
生命が
いようと
いまいと
存在しているもの
はなんだろうか。
変わらないもの
はなんだろうか。
真剣に考えてみないか。
それは、
在る
という
存在そのもの
そして、
その存在を
観察する
たった1つの
意識
それだけでは
なかろうか。
特定の何かを
信じるのではなく
その意識に
とどまることが
追求する
価値のあるもの
と考えるのは
私だけだろうか。
鈴木一生