行き着く先は、知らない
- 2022.02.14
- blog
こんにちは。
鈴木一生です。
雲が
雨となり。
雨は
山に
降り注ぎ。
山の
頂から
水は
流れていく。
やがて、
水は
川となり、
ただ、
ただ、
流れていく。
はて。
果たして、
川の
水は
自らの
行き先を
知っている
だろうか。
流れ着く先を
予知している
だろうか。
どうだろう?
そもそも、
知る必要が
どこにあるか。
はたまた、
わたしたちと
川の水の
何が違うのか。
それらを
隔てるものは、
何か。
それは、
思考
でしか
なかろう。
未来を予知し、
思い煩うとき
そこにあるのは
錯覚であり
幻だ。
今ここ
の
流れ
それ以外に、
実存はない。
ゆえに、
行き着く先は
知らない
それでよい。
鈴木一生