雨、水、川、海
- 2021.09.22
- blog
こんにちは。
鈴木一生です。
降り注いだ雨は
土へと染み込み、
土に染み込んだ水は、
次第に山から流れ出し、
やがて川となり、
川上から川下へゆっくりと
時間をかけて流れていき、
そして海となる。
そして、
またその海は、
雨となって、
山へ降り注ぐ。
つまり、
こういうこと。
雨
水
川
海
これらは後天的に私たち
人間が思考で切り分けた
ただの分離した
認識でしかなく、
実際にはどれも
同じもの。
循環している
たった1つのもの
に過ぎない。
それと、
「私」も同じ。
昨日と、1秒前と変わらない
「私」がここいる
と勘違いしているが、
実際には一瞬一瞬、
移り変わっていて、
諸行無常である。
「私」という実態は、
どこにもない。
逆を言えば、
どこにでもある。
「私」
の存在の本質は、
「全て」
だから。
雨
水
川
海
それらの境界線がない
のと同じように、
「私」と「私以外」の
境界線も本来は存在しない。
「私は私」と思っている
のは思考だけだ。
それは、
幻想でしかない。
鈴木一生