鈴木一生『Win-Winの限界』
- 2020.09.18
- blog
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こんにちは。
鈴木一生です。
人間関係において
よく扱われる原則の1つに、
「Win-Win」
というものがありますね。
①Win-Lose(自分が勝って、相手が負ける)
②Lose-Win(自分が負けて、相手が勝つ)
③Lose-Lose(自分も相手も負ける)
ではなく、
④Win-Win(自分も勝って、相手も勝つ)
すなわち双方勝利を目指そう
と。
確かに、
①②③の「誰かしらが負ける」
という考え方に比べれば、
④の考え方は「全員が勝つ」
という点で優れています。
しかし、
Win-Winにも、
限界が存在します。
それが、
「一度分離しないと、
追求・実現できない」
という点です。
よくよく考えていただければ
わかりますが、
Win-Winを
・考え方/価値観レベル
で追求しようと思うと、
複数のWinとWinを
同時に追求するには、
その複数のWinを1つずつ、
条件的に定義していく
必要があります。
「自分のWinは何か?」
「相手のWinは何か?」
「それらは両立可能か?」
という思考を経由しないと、
Win-Winには辿り着かないわけです。
つまり、
自分と相手を
分離して初めて、
自分のWinが定義できて、
相手のWinが定義できて、
最終的に、
自分と相手のWin-Winが
定義できます。
そして、
自分か相手にとってWinでなければ、
その案は実行されない。
これは左脳的・論理的には
とても合理的ですが、
分離している以上、
調和からは離れます。
自分をWinに「するために」
何かを考えたり行ったりする
相手をWinに「するために」
何かを考えたり行ったりする
その時点で、
それは愛ではなく、
取引です。
自分の人生と取引し、
相手の人生とも取引する。
そこに調和はありません。
「Win-Winだからする」
「Win-Winじゃないからしない」
言葉からみれば
ごもっともですが、
価値観レベルで
Win-Winを追求しても、
その生き方に
調和はありません。
日常的にリアルに
想像してみればわかりますが、
「あなたに喜んでもらいたくて、
これこれこうした」
と相手から思われてても、
嬉しくないでしょう笑
相手にはただありのまま、
自然にしていて欲しいじゃないですか。
愛は、
「与える」
という時点で、
愛ではないし、
与え、与え合う
という関係は、
愛ではないのです。
取引です。
最後に。
ではどうしたら、
Win-Winを追求せずして
Win-Winの状態になるか。
それは、
私たちが1つである
という体感覚を思い出し、
「ただ在る」
という状態に
身を任せることです。
私たちは初めから、
Win-Winの状態を
実現できる存在である
ということを知ることです。
Don’t think,
Just feel ^^
鈴木一生
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