価値観から内的安定は生まれない
- 2020.07.02
- blog
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こんにちは。
鈴木一生です。
自分の人生を生きるうえで
何を大切にするのか？
その価値観を明確にしても、
内的安定は訪れません。
価値観とは、
あなたが何に
「価値」を「観」るか
すなわち、
「何に価値を置くのか」
という考え方のことです。
「私はこれに価値を置く」
「私はこれに価値を置かない」
そんな風にラベリングする
あなたの「判断基準」です。
しかし、
ここで避けられないのは、
「何かに価値を置く」
ということは、
「何かに価値を置かない」
ということ。
結局のところ、
相対性の世界からは
抜け出せないのです。
たとえば、
「愛」という
価値観を置きます。
「愛を土台に生きる」
と定めます。
その瞬間に、
「恐れ」
が相対的に生まれます。
なぜなら、
「愛」を定義するには、
対の概念である「恐れ」が
必要不可欠だからです。
愛に生きることはできても、
恐れからは逃れられない
という矛盾の中で
生きることになります。
私たちが知覚している
外側の現実世界では、
コインは常に
表裏です。
「価値観における愛」
それは、
「絶対的な愛」
ではありません。
「相対的な愛」
です。
夫婦であれ友人であれ
私たちの人間関係において、
「相手と価値観が合わない」
という現象はなぜ起きるのでしょう？
それは、
価値観を持つからです。
相対的な価値定義を行うからです。
価値観を定めて生きる限り、
分離は免れません。
結局のところ、
豊かな人生を生きるために
価値観を定めても、
そこには内的安定は
決して訪れないのです。
絶対的な愛
全てであるもの
を思い出す。
それ以外に内的安定への
道は存在しません。
全てであるという
認識と感覚で生きる。
そこに結果として、
内面的な心の安定が訪れます。
鈴木一生
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