自己肯定感は高めるな
- 2020.04.04
- blog
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こんにちは。
鈴木一生です。
良好な人間関係を築いたり、
仕事で継続した成果を出すには、
「自己肯定感が高い」
方が良い
というのは一度はどこかで
聞かれたことがあると思います。
確かに、
社会生活への適応と
自己肯定感の相関関係は
存在します。
しかし、
「自己肯定感を高めよう」
とする考え方や取り組みは、
逆効果です。
なぜなら、
「自己」が「肯定」
している限り、
「自己肯定感は高まらない」
というパラドックス
があるからです。
「自己肯定感を高めよう」
とすると、
どうしても、
「葛藤のエネルギー」
を生むのです。
「自己肯定感を高めよう」
とすると、
「自己肯定感が高い方がいい」
「自分を肯定するのはよいことである」
「ありのままの自分を受け入れるべき」
という
「ポジティブ」な信念
を強めようとする力
と、
「自己肯定感が低いのはよくない」
「自分を否定するのはよくないこと」
「ありのままの自分を受け入れないのはダメ」
という
「ネガティブ」な信念
を押さえつけようとする力
がぶつかり合います。
当たり前ですが、
自己肯定感が
高い人は、
自己肯定感を
高めようとはしません。
自己否定が強い人
(≒自信がない人)
ほど、
自己肯定感を
高めようとします。
そしてその分、
「葛藤のエネルギー」
が大きくなります。
その葛藤のエネルギー
を使って、
頑張って努力したり、
仕事の成果を出したり、
組織で影響力を高めたり、
社会に大きな価値を与えようとしたり
するわけです。
だから、
「自己を肯定しよう」
として証明したり確認しようとすること
たとえば、
・自分のスゴさを証明しよう
・自分が愛されていることを証明しよう
・自分はみんなと繋がっていることを確認しよう
・自分はありのままでいいということを確認しよう
という意図を持てば持つほど、
自己肯定感は高まらず、
葛藤のエネルギーは強まり、
常に何かと戦い続けることになります。
逆に、
それらの意図を
完全に手放せば、
「肯定すべき」「否定すべきでない」
という正しさから解放され、
葛藤エネルギーは生まれず、
何かと戦う必要はなく、
「自然と自己肯定できている状態」
が手に入ります。
何が言いたかったのか
というと、
自己肯定感は
「高まる」ものであって、
「高める」ものではない。
だから、
「自己肯定感は高めるな」
ということです。
あなたは自己肯定感が高い人
かもしれません。
だとしたら、
あなたが接する誰か
それはパートナー、子ども、友人、
上司や先輩、部下や後輩、同僚など
へ関わる際に
参考にされてみてください。
ヒントになれば幸いです。
鈴木一生
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